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2006年03月05日

西の魔女が死んだ

西の魔女が死んだ

梨木 香歩

西の魔女が死んだ

定価: ¥ 420

販売価格: ¥ 420

人気ランキング: 1,751位

おすすめ度:

発売日: 2001-07

発売元: 新潮社

発送可能時期: 通常24時間以内に発送






ほんとに。
買おうと決めたとき、
帯に「最後の3ページ泣きました」みたいなことが書いてあって
「ほんまかいな!」と思って読んでみたら
泣きました。
この本を読んでいるとき私はすごく素直になれました。
まだ私は子供ですが汚れた心も持っています。
でも、読んでいる間その汚い心は出てこれないんです。
それくらいこのお話は何か神秘的な純粋なものを持っている本です。
ぜひ、泣いてください!

幸せとは?
文章のタッチはファンタジー的で淡くやさしく包まれているが、
なかなかリアルで核心をついたストーリー。
著者はおそらく、この物語に出てくるおばあちゃんのように
地に足をつけて自然と共生する女性に憧れ尊敬し、そうありたいと願い、
人間の幸福は、原点は、こういうシンプルな生活にあるのではと
思いながら、現代ではなかなかそうできないギャップも感じている。
でも、生きる上で大切なことは意外と少ないと言われている気がした。
自分の幸せは他人にも同じように幸福とは限らない。
「あなたの」幸せとは何ですか?と問われつつ、何となく生きにくさを
感じる現代においても、きっと自分らしさを失わずに生きていけると
エールを送られ、そのヒントがいくつか書かれていたように思う。

梨木さんの本で一番気に入っています。
読んでいて温かくて優しい気持ちになれる本だと思います。
主人公と絶対的な優しさの愛情で包むお婆ちゃん。
形成された絶対ルールの中で生きる事に疲れた主人公を優しさで包み込む
自然的な『生きること』を気づかせてくれるお婆ちゃん。
お婆ちゃんの強さに読み手の私も癒されました
最後のお婆ちゃんの約束には後から後から涙が出て、何度読んでも素直に感動できます。
読みやすいのに素直に感動できる良い本だと思います。
posted by ブルックシルク at 17:05 | TrackBack(0) | 梨木香歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

りかさん

りかさん

梨木 香歩

りかさん

定価: ¥ 500

販売価格: ¥ 500

人気ランキング: 10,060位

おすすめ度:

発売日: 2003-06

発売元: 新潮社

発送可能時期: 通常24時間以内に発送






日本人形はあたたかい
 日本人形と言えばガラスケースに入っていて少し怖い感じという印象しかなかったのが、この「りかさん」が変えてくれました。ようこの様に抱いて遊びに出かけたりするのが本来の姿なのでしょう。命がぷぅと吹き込まれたりかさんは暖かく柔らかで、人々や人形達の心を映し、澱を濾してゆきます。  勿論読んだ私の心も・・・。

文庫化を待ってた!
「からくりからくさ」を読んでから、梨木香歩の大ファンになった!
その中でも出てくるりかさんの物語。ちょくちょく地元付近で(単行本の方を)探してたけど、結局、文庫でちゃったね。でも書き下ろしも入ってて嬉しい!
さて、内容は市松人形のりかさん。
小さな子がいつも市松人形を持ち歩いてるのってちょっと怖いと思うかもしれない。だけどりかさんはそんな事ない。不思議な人形りかさんは意外と少女のような、素朴な一面もある。
本当にこのキャラクターたちが好きになったので、色んなエピソードがまた生まれるのを期待して、星4つ!

穏やかな世界です
おばあちゃんに「リカちゃん人形をほしい」とねだった結果やってきたのが市松人形りかさん……なんて面白い設定なの。
くすくす笑える面白さを期待して読み始めたところ、あっという間に終盤。ついには滂沱たる涙を流しっぱなしに黙々と読みふけってしまった作品です。
人形はヒトの心をぼんやり蓄えるもの。だから例えば、たくさん愛された輝くような青い目の人形は、その愛で胸をいっぱいに満たし、その幸福を伝えるためにやってきました。だけれど時代の流れが邪魔をして………。
「りかさん」は、主人公ようこと人形のりかさんの紐解いていく、優しい筆致でつづられた人形たちの物語で構成されており、その中で割合、残酷なように思われる青い目の彼女の物語に特に心惹かれました。あからさまなその悲劇も、やはり優しく描かれています。そしてその優しさが、静かに涙を誘うのです。
posted by ブルックシルク at 17:05 | TrackBack(0) | 梨木香歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする