New 『中高一貫校 入学直前BOOK』

合格から入学までのスケジュール、中高一貫校の入学前に知っておきたいこと、中高一貫校での学習の取り組み方 など、盛りだくさんの情報でお届けします。先輩保護者からのアドバイスも満載。今なら同封して、『中学受験 合格体験記』と『中高一貫校 中学生活レポート』をお届け!

2006年03月05日

昆虫という世界

昆虫という世界

日高 敏隆



定価: ¥ 798

販売価格:

人気ランキング:

おすすめ度:

発売日: 1979-01

発売元: 朝日新聞社出版局

発送可能時期:





posted by ブルックシルク at 17:05 | TrackBack(0) | 日高敏隆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

春の数えかた

春の数えかた

日高 敏隆

春の数えかた

定価: ¥ 420

販売価格: ¥ 420

人気ランキング: 42,670位

おすすめ度:

発売日: 2005-01

発売元: 新潮社

発送可能時期: 通常24時間以内に発送






ちょっと物知りになれました。
 高名な動物学者の手によるエッセイ集です。平明で分かりやすい文章の中に、様々な動物学的エピソードが盛り込まれていて、「へぇ」ボタンを押したくなります。
 中でも「幻想の標語」と題された一編では、『自然と人間の共生』『生態系の調和』と言う考え方自他の誤りを明快に指摘していて、小気味いいですね。世の中の生物は種として生き残ろうとしているのではなく、遺伝子が生き残るために、その宿っている個体(つまり生物の一個体)を操って「子孫=遺伝子」を作っているというのです。したがって、一見バランスよく共存しているように見える生物界も、実は調和を保っているのではなく、遺伝子同士のエゴの妥協の到達点にすぎない。花は何とかして昆虫に花粉を運ばせたいから花にとっては不必要な蜜を作るし、昆虫も花粉を運ぶ気なんて全然ないけれど、蜜を取るときに勝手に付いてきてしまうから、やむなく運ぶだけ。互いに徹底的に利用しあっているだけで、お互いの共通理解も意思疎通もない、というのです。おもしろい。なんでも、この『利己的な遺伝子』説はドーキンスというイギリスの動物行動学者の創り出したそうです。
 個人的に好きなのは、動植物が春を知る方法です。日長時間で知るもの、積算温度で知るものがるらしい。また、冬の寒さに当てないでおくと、さなぎは成虫になれずに衰弱して死ぬ話も印象的でした。すごく文章がうまいわけではないのだろうけれど、筆者の知識と動植物に対する情熱が伝わる本でした。

すべての動物の行動には「意味と目的」がある
 NHKの「生き物地球紀行」や「NATIONAL GEOGRAPHIC」が好きな人には、星五つ。
 ヒトを含めた動物や植物それぞれが、それぞれの論理で生きているということを、動物行動学者の視点から易しく解説しています。生き物たちの体内にある時計で概ね一日や一年の季節を計りながら営み、そのファッションは利己的な遺伝子により決められることも書いてます。
 スリッパやシャワーのについての一生物学者としての言及には、思わずにやりときました。
 放送大学「動物の行動と生態」というTV授業を受けると、もっと解りやすいと思います。
posted by ブルックシルク at 17:05 | TrackBack(0) | 日高敏隆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする